社員インタビュー │ 株式会社シティー・ジー・ネット

社員インタビュー

Interview

施工スタッフ

足場職人の働き方を変えたい。
その想いが原動力に。

鷲尾次郎

業務請負

2017年参画

Jiro Washio

立ち上げメンバーの一人として参加

20代の頃からずっと足場の仕事をしてきました。当社に来たのは、前の足場会社で一緒に働いていた仲間から「シティー・ジー・ネットで足場事業の立ち上げをやらないか」と声をかけられたのがきっかけです。足場職人は体が資本の仕事なので、年をとって動けなくなったらお仕舞いの世界。以前働いていた足場会社もそのような環境でした。立ち上げの誘いを受けたときに思ったのは、職人たちが将来の選択肢を持てるような会社を作ってみたいということ。それに、立ち上げに携わることで自分のスキルアップも図れるだろうという期待もありました。最終的には以前働いていた足場会社の賃金や労働環境に対する不満、そして新しい環境で挑戦してみたいという想いが原動力となって誘いを受けました。

当社に来てからは、立ち上げメンバーなので軌道に乗るまではとにかく必死でした。最近ようやく落ち着いてきたかなという感じですね。現在は足場職人として足場の組み立てや解体を行いつつ、メンバーの指導や工程管理を担っています。

丁寧な指導とマナーの徹底で、
取引先からの安定受注を実現

業界歴20年以上ですが工程管理に関してはこちらに来てから手がけるようになるなど、新しい挑戦を通して成長できていると感じています。今、メンバーを指導する立場となって気をつけているのは「怒らないこと」です。昔は怒号が飛び交うような業界でしたが、今はそんな方法では若手は育ちません。指導する際は、何が良くて何が良くないのかを理解してもらえるよう、感情論ではなく理論的に説明することを常に意識しています。

また、足場は工事現場にいち早く設置するもの。最初に施主様に対して不快な印象を与えてしまうと工事全体への不信感につながりかねません。そのため職人の挨拶や掃除、身だしなみ、マナーを徹底しており、それが当社の強みの一つとなっています。施主様から「想像していた足場職人さんと違う」「きちんとしていて好感が持てる」と言われることも少なくありません。こうした取り組みの結果として取引先から単価の良い仕事を途切れることなくいただいており、職人が1日に複数の現場を掛け持ちせずとも一つの現場だけで十分な安定収入が得られることにつながっています。

後進を指導する前に、
常に自分の襟を正すことを意識

丁寧に作業することは以前から意識していましたが、この会社に来てからより強く意識するようになりました。その背景には後進への指導という側面があります。たとえば若手に「もっとここは丁寧に」と言ったところで、自分がやっていなければ示しがつきません。「鷲尾さんも前やっていませんでしたよね」などと言われないように、常に模範にならなければと日頃から肝に銘じていいます。

また、同じ理由から大変なことは自分が率先して動き、その上で「お願いします」と言うようにしています。その結果、みんなが「やらされている感」を持たずに仕事に向き合ってくれていると感じますし、若手が私をいじってきたりするほど上下関係もありません。年齢や経験歴に関係なくとてもフラットな風土があり、お互いを尊重し合うとても良い雰囲気が作れているなと思っています。

「シティー・ジー・ネットなら安心だ」と
思われる職人集団でありたい

足場職人は、昔から朝から晩まで働くのが当たり前でした。でも当社はその常識を変えたい。それが、立ち上げメンバー一同の想いです。1日に一つの現場だけで十分な収入を担保できるので、当社の職人は早くて13時、遅くても15時には現場を上がっています。他社と比べても身体的負担はかなり軽いと思います。私自身も以前の足場会社に比べてだいぶ楽になったという実感があります。

営業が高単価の仕事を受注してきてくれて、お客様からいただいたお金を職人に還元する。こうした良いサイクルで実現できているのも、職人みんながルールやマナーを徹底して仕事に取り組んでいるからこそ。これからも、「シティー・ジー・ネットなら安心だ」と取引先に思ってもらえるような職人集団でありたいですね。また、職人の選択肢を広げる意味でも、将来的には工程管理に専念することも視野に入れ、まずは自分がその先駆けとなれるよう取り組んでいきたいと考えています。

OnedaySchedule

07:00

出社・出発準備

一度会社に集合し、メンバー間で注意点などを
確認してから現場へと向かいます。